よくあるご質問をまとめてあります。
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 プリント前のご質問

パウダープリントにはEPSON PX-105がおすすめです。

そもそも染料と顔料の違いは??染料プリンターは染料インクを用紙の表面に染み込ませるのに対し、顔料プリンターは顔料インクを用紙の表面に付着させます。
写真などには染料インク、文書印刷には顔料インクが向いています。
自分で年賀状印刷をするのが全盛期だった頃、顔料インクでプリントすると年賀状が雨に濡れても滲まないというCMがありました。
顔料インクは水で流れないんですね☆

パウダープリントシートと一番相性が良いのがEPSONの顔料インクです。
Canonの顔料インク黒で同じようにプリントすると発色が薄いです。
メタリックの下地として使うのには良いですが、黒一色のパウダープリントだけに使いたい場合は薄いので、やはりEPSONの全色顔料インクプリンター、PXシリーズをオススメいたします。

Canonの黒のみの顔料インクプリンターは、機種によって黒印刷の場合も染料インクが出ますのでご注意ください。

4色機の場合 — 黒一色は黒顔料インクが出ているようです。(ただし色が薄いです)
5色機の場合 — 顔料黒と染料黒がある機種ではモノクロ印刷なら顔料黒が出るみたいです。(ただし色が薄いです)
6色機の場合 — どのモードでも、黒一色の場合も染料インクが出てるようです。パウダープリントすると発色が悪く、洗濯でインクが流れます。
上記は弊社で一部機種を調べた結果です。機種によって違いがある場合がありますのでご了承ください。
黒1色のプリントの場合でもPDシートに印刷すると色が薄めになる傾向がありますので、あまりおすすめではありません。

ブラザーも黒インクは顔料インクらしいですが、顔料だけ出るモードが分かりません。

PDシートはパウダーをくっつきやすくするためインクが乾きにくい仕様になっておりますが、
印刷後は徐々にインクが乾いていきパウダーがくっつきにくくなります。
デザインにもよりますが、なるべく早くパウダーをかけてください。
インクが乾いてしまうとパウダーがのらず、生地にプリントできません。

パウダーをかけた後でも印刷面に触るとパウダーが落ちたりインクが擦れたりしますので、パウダー面には触らないでください。
生地に圧着するまでに時間が空く場合は、シリコン紙(リケイ紙)の上からアイロンで熱をかけてパウダーを定着させてください。
この時に圧力をかけるとインクが滲んでしまいますのでご注意ください。

パウダープリントができる生地は、白または淡色生地です。濃色生地にはプリントできません。

白・淡色の場合でも凹凸のある生地は難しいです。凸部分にしかプリントできませんので、平滑の面であるか確認してからプリントしてください。
生地によっては強めにプレスすることでできるものもありますので事前に小さくテストする事をお勧め致します。

動画ではオカダヤさんのバーズアイの生地(表裏がそれぞれ凹凸面、平滑な面になっている)にパウダープリントしています。
見た目には凹凸具合が分かりにくい生地も多いですが、触ってみるとすぐに分かります。

伸縮性のある生地にもパウダープリントは可能です。
濃色生地にはメタリック加工してください。
生地と一緒に伸びるので剥がれや割れなどはありません。
もちろん洗濯しても大丈夫です。

パウダープリントシートは、印刷後インクが乾かないうちにパウダーをかける必要がありますので
印刷サービスは行っておりません。

濃色生地にはプリントできません。

濃色生地にプリントすると、生地の色がデザインに影響しますので、プリントが見えにくくなります。
濃色生地にプリントしたい場合は、メタリック加工をしてください。

メタリック加工についてはこちら

2019年2月に木材用のパウダープリントシートを発売しました。

木材用は染料・顔料インク問わず、インクジェットプリンターで印刷することができます。
水に濡れる可能性がある場合は、ニスやラッカースプレー等で保護することをおすすめいたします。

色の濃い木材へのプリントは絵柄が見えにくいので、淡色系の素材へのプリントをおすすめします。
プリント後、直接アイロンをかけたり熱い物を置いたりしないでください。(転写後に熱がかかるとプリントが剥がれます)

※下記の動画を参考にしてみてください。

 

パウダープリントシートは、パウダーが付きやすいように乾きにくい仕様になっています。
その為、ベタが多いデザインや色の濃いデザインの場合にインクが出すぎて滲んでしまう場合があります。

パウダープリントは、ベタの少ないデザインにするか、色の薄いデザインがおすすめです。

 

PD2シートと言う若干インク滲みが軽減されているシートもございます。PDシートに比べ多少洗濯耐久性が落ちますのでご了承ください。

顔料インンクプリンターで印刷してからさらにパウダーをまぶして
その状態で放置しておけば基本的には時間が経過した後でも転写は可能です。
ただし、環境によって乾いてきて転写がきれいに出来ない場合もございますのでパウダーを定着させる方法をお勧め致します。

印刷後パウダーをまぶし、しっかり叩いて粉を完全に落とし切った後に
附属のシリコン紙をシート上にかぶせアイロンで1か所3秒程度抑えると粉を定着させることができます。
抑える際に圧力は必要ありません。
定着させることで直接絵柄に触ったりシートを重ねたりすることができます。
冷めてからシリコン紙を外し、転写の際にしっかりプレスしていただくと転写できます。

下記が定着のやり方動画です。
https://youtu.be/mXivfNGtRBE

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 プリント後のご質問

パウダープリントシートは熱に弱いシートですので、プリント後に直接アイロンをかけてしまうとプリント面が溶けてしまいます。
アイロンをかけたい場合は、セット付属のリケイ紙(半透明のつるつるした用紙です)か、市販のクッキングシートなどをプリント箇所に乗せ、その上からアイロンをかけてください。

パウダープリントシートは、個人の方が気軽にアイロンプリントを楽しめるようにという趣旨で開発したものですが、当製品を使ったプリント物を販売されている方もいらっしゃるようです。
プリント後の製品の保証は致しかねますのであらかじめご了承ください。

プリントが白っぽいのはパウダーの付け過ぎが原因の場合が多いです。
パウダーを全体にまぶした後は紙の裏からしっかり叩いて余分なパウダーを落としてください。
画像の余白部分に白っぽく残っている場合は、再度シリコン紙の上から熱をかけるとある程度透明になります(生地が硬くなるのでご注意ください)

パウダーのつけ方のコツはこちらの動画をご参照ください。

パウダープリントシートのPDシート(印刷する用紙)はパウダーがくっつきやすいよう、
乾きにくい仕様になっておりますので、写真などベタの印刷には不向きです。
写真をプリントしたい場合は、淡色生地に対しては洗濯につよいアイロン転写シートを、
濃色生地に対しては黒・白共用アイロンプリントシールをご使用ください。

写真と抜ける文字を同時にプリントしたい場合、詳しい作り方はこちらをご参照ください。

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